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ドバイ航空ショー開幕 空自、新型輸送機を海外初出展

【ドバイ=佐野彰洋】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで12日、中東最大の航空展示会「ドバイ航空ショー」が始まった。日本からは航空自衛隊が新型輸送機「C2」の実機を海外で初めて展示した。UAEなどが輸入に興味を示しているとされ、各国の防衛関係者に売り込みを図る。

航空自衛隊が海外で初展示した新型輸送機「C2」(12日、ドバイ)

「C2」は川崎重工業が製造し、3月に配備が始まったばかり。積載上限の36トンの貨物を積んでも4500キロメートルの飛行が可能だ。エンジンは米ゼネラル・エレクトリック(GE)製。防衛装備庁はライバル機種の欧州エアバス「A400M」よりも航続距離や飛行速度などの面で優れていると説明している。

現地で取材に応じた大野敬太郎防衛政務官は「我々の技術を世界にアピールする絶好の機会」と述べた。将来の輸出を巡っては「売ることが主目的ではなく、(世界や日本の)安全保障環境を良くしていくことだ」と強調し、一定の条件を満たせば武器輸出を認める「防衛装備移転三原則」を踏まえて判断するとした。

ドバイ航空ショーの会期は16日まで。旅客機や軍用機の新規発注や保守契約など様々な商談成立が見込まれる。12日には早速、地元のエミレーツ航空が米ボーイングから中型機「787-10」を40機購入すると発表した。カタログ価格は151億ドル(約1兆7000億円)。「コミットメント」と呼ばれる契約確定の前段階で、エミレーツによる「787」導入は初めて。6月にサウジアラビアやUAEが国交断絶し、国境や空域を封鎖したカタールの国営カタール航空は参加していない。

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