2017年11月22日(水)

神鋼社長「本社が解決姿勢を見せず」 10日の記者会見一問一答

環境エネ・素材
2017/11/10 21:30
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 神戸製鋼所は10日、データ改ざん問題の報告書を公表し、川崎博也会長兼社長が記者会見を開いた。主なやり取りは以下の通り。

 ――不正の最大の原因は何か。

 「不正が集中して起こったアルミ・銅では、品質を管理する仕組みが十分に機能していなかった。原因には次の2つが考えられる。本社が権限委譲を進めた結果、組織の規律が自己統制力に依存した。部門ごとに品質管理がばらつき、本社にチェック機能がなかった」

 ――一部の報道では複数の役員が不正を黙認したとされている。

 「社内調査で現役の管理職、役員、元役員に聞き取りをした。10月26日からは外部委員のみで構成する『外部調査委員会』に引き継いだ。委員会からの報告を待ちたい」

 ――経営者として本来何をすべきだったのか。

 「各事業部門が抱える問題を本社として把握して解決する姿勢を見せなかった。アルミ・銅の事業部門の不適切行為を、経営として把握して改善すべきであった。困ったことがあれば素直に言える職場風土づくりを最優先課題として取り組む」

 ――経営責任は。

 「改ざん製品を出荷した顧客のうち10%の安全確認ができていない。速やかに100%に持っていく。12月末をメドに外部調査委員会からの提言、報告をベースに徹底的に原因を究明し、再発防止策をまとめる。経営責任はしかるべき段階で判断したい」

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