2017年11月22日(水)

4~9月の実質業務純益、武蔵野銀は14%増

金融機関
南関東・静岡
2017/11/10 22:30
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 埼玉県内に本店を置く埼玉りそな銀行と武蔵野銀行は10日、2017年4~9月期決算を発表した。本業のもうけを示す実質業務純益(単体)は武蔵野銀が前年同期比14%増の79億円だった。有価証券の配当金の増加が寄与した。一方、埼玉りそな銀は250億円で13%減少した。両行とも貸出金利回りの低下幅は縮小傾向にあるが、長引く低金利環境の中で収益構造の強化を急ぐ。

 武蔵野銀では貸出金利回りの低下がゆるやかになってきたことなどから、加藤喜久雄頭取は「反転傾向が見えてきた」と指摘した。ただ、連結純利益は法人税の増加などもあり12%減の53億円にとどまった。

 埼玉りそな銀の実質業務純益は減少したものの、単体の税引き利益は子会社だったりそな保証の全株式を売却したことで、47%増の313億円だった。貸出金利回りは1.14%と前年同期比0.1%低下に抑え、池田一義社長は「下げ止まりの感を見せている」との見方を示した。

 両行とも法人関連の手数料収入をさらに増やす方針を立てる。武蔵野銀のビジネスマッチングやM&A仲介などによる法人関連の手数料収入は17年4~9月期が5億5000万円で、前年同期の約2倍となった。埼玉りそな銀も協調融資の組成や私募債発行を中心に法人関連の手数料収入が3割増の16億円だった。

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