英語、マーク式と民間試験の双方受験 国大協決定

2017/11/10 20:00
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国立大学協会は10日、広島市で総会を開き、2020年度から導入される大学入学共通テストの英語で、全ての国立大が既存のマーク式と新たに採用される民間の検定・資格試験の双方を必須として受験生に課す方針を正式に決めた。グローバル人材の育成のため4技能(読む・聞く・話す・書く)を問う民間試験の利用が適切と判断した。

大学入学共通テストに関する基本方針を了承した国大協の総会(10日午後、広島市)=共同

記者会見で山極寿一会長(京大学長)は「国立大を受ける受験生を混乱させないよう一致した対応をする」と述べた。

マーク・民間試験の併課決定を踏まえ、年度内をめどに具体的な利用の仕方の指針を作る。国大協の入試委員会ではCEFR(セファール)という国際的に定められた換算表に基づいて一定の点数をマーク式テストの点数に加算する案や、民間試験の成績を出願資格にする案などが出ている。国立大全体でどの程度利用の仕方を統一するかについても議論する。

文部科学省は8日、民間試験が共通テストに参加する要件を公表したが、実際にどの試験実施団体が参加するかは未定。異なる試験の間の成績の換算や受験機会の確保の点で課題も指摘される。

総会では採点の透明性や公平性確保を課題に挙げ、「試験実施団体との意見交換も必要」との意見も出された。岡正朗入試委員長(山口大学長)は記者会見で「どう使ったら公平なのかという課題があるのは確か。指針で(公平な利用の)例を示したい」と話した。

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