2017年11月21日(火)

首相、対北朝鮮で圧力強化働きかけへ 日ロ首脳会談

政治
2017/11/10 18:47
保存
共有
印刷
その他

 【ダナン=地曳航也】安倍晋三首相は10日、ベトナムで開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせ、ダナンでロシアのプーチン大統領と会談した。北朝鮮の核・ミサイル開発に連携して対処する方針を確認する見通し。北朝鮮への圧力を強化するため、ロシア側に協力を働きかけるとみられる。

 会談前にロシアのプーチン大統領(右)と握手する安倍首相=10日、ベトナム・ダナン(共同)

 会談前にロシアのプーチン大統領(右)と握手する安倍首相=10日、ベトナム・ダナン(共同)

 首相とプーチン氏の会談は9月のロシアのウラジオストク以来で、第1次安倍政権から通算20回目となる。2018年3月のロシア大統領選前の最後の日ロ首脳会談になるとの見方がある。

 会談の冒頭、プーチン氏は衆院選の自民党の勝利について祝意を伝達。「これで我々の計画を全て実現できると期待している」と強調した。両国の経済協力が念頭にありそうだ。首相は「平和条約に向けて着実に前進していきたい」と応じた。「朝鮮半島の非核化に向けた連携について話し合いたい」とも語った。

 首相は北朝鮮の核・ミサイル開発は地域への脅威であることを強調する。最大限の圧力を加えるため、北朝鮮に影響力を持つロシアにも対応を促す。9月の日ロ首脳会談ではプーチン氏が「関係者全てが対話に参加することが必要だ」と対話を重視する考えを示し、圧力強化では溝もあった。

 北方領土の共同経済活動を巡っても協議。日本政府が10月末に現地に派遣した官民調査団の報告を共有する。養殖や観光など、9月の首脳会談で優先的に進めることで合意した5分野について早期の実現を確認する見込みだ。

 首相はプーチン氏との会談に先立ち、ペルー、ベトナム、ニュージーランド、メキシコ、カナダの5カ国の首脳と相次ぎ会談。対北朝鮮での連携を確認した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報