2017年11月19日(日)

太平洋セメント、値上げ意向を表明 12月に詳細公表

環境エネ・素材
2017/11/10 18:28
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 太平洋セメントは12月にセメント価格の引き上げを発表する。10日に都内で開いた決算説明会の場で福田修二社長が明らかにした。燃料となる石炭価格や物流費の上昇が理由。12月に値上げの時期や金額を公表し、2018年1月から生コンクリート業者などとの交渉を始める。住友大阪セメントなど同業他社も追随する見通しだ。

 太平洋セメントによると石炭価格は現在、前年に比べて1トン当たり20ドル(3割)ほど高い水準で推移しているという。今後も高値圏を維持する公算が大きく、来年度もさらに10ドルほど高い水準に達するとみている。人手不足に伴う物流コストが想定以上に高騰しているのも値上げの要因だとしている。

 業界最大手の太平洋セメントが値上げを打ち出すのは11年以来約6年ぶり。1トン1000円の値上げを狙ったが、7割ほどにとどまったという。福田社長は「最近は生コンの値上げ表明が相次いでおり、セメントも以前より値上げがしやすい環境にある」と強調する。

 住友大阪セメントの関根福一社長も「タイミングを見て値上げをする必要がある」と述べており、同業他社も追随しそうだ。

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