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幸楽苑HDが不採算の52店閉鎖 業績悪化で

神奈川県海老名市の店舗(2015年撮影)

ラーメンチェーン大手の幸楽苑ホールディングス(HD)は10日、全店の1割弱にあたる52店を閉鎖すると発表した。同日発表した2017年4~9月期連結決算の最終損益が同期間として初の赤字となり、不採算店の大量閉鎖で体質改善を急ぐ。16年秋に発生したラーメンへの異物混入問題などによる売り上げ低迷に加え、人件費の高騰も影響している。

一方、ラーメン店「日高屋」を運営するハイデイ日高は、割安感のあるメニューが人気で17年3~8月期単独決算は増収増益だった。幸楽苑HDと明暗が分かれている。

同社の今回の閉鎖は郊外の路面店が中心で、18年3月末までに終える。32都道府県に広がっていた店舗網も27都府県に縮小する。競合が激しい北海道の11店は全て閉め、それぞれ1~3店があった福井、岡山、京都、滋賀の4府県からも撤退する。

特別損失に閉鎖経費などで5億3000万円を計上し、最終損益は6億4000万円の赤字(前年同期は5億6000万円の黒字)となった。18年3月期の通期予想も6億7400万円の赤字(従来予想は2億円の黒字)に下方修正した。通期の赤字も1997年の株式店頭公開以来、初めて。中間配当、期末配当ともに5円(従来予想はそれぞれ10円)とする方針だ。

幸楽苑HDは近年、30店前後の新規出店と、10~20店の閉店を続けていた。18年3月期は出店費用を抑えた小型店とショッピングセンター内のフードコートを中心として30店を超す新店を予定。12月にはペッパーフードサービスとフランチャイズ契約した福島市内の1店をステーキ店に転換することも決めている。

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