2017年11月22日(水)

アサド政権軍、ISに勝利宣言 シリア最後の拠点陥落

中東・アフリカ
2017/11/10 5:56
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 【カイロ=飛田雅則】シリアのアサド政権軍は9日、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで「勝利宣言」した。ISが支配するシリア最後の拠点である東部アブカマルを奪還。ISはシリアとイラクの拠点を失い、支配地域を持つ「疑似国家」の崩壊は加速する。ただ残党は砂漠地帯で抵抗しており、報復テロを起こす恐れもある。

 アサド政権軍は「奪還はシリアとイラクを支配しようというISの企てや支援者の幻想の崩壊を意味する」と強調。3日に油田地帯を持つデリゾールの奪還後、政権軍は猛攻撃を仕掛けていた。ISはアブカマルから退き、戦闘員は砂漠地帯などに散らばったという。

 2014年にイラクとシリアにまたがる「国家の樹立」を宣言した最高指導者のバグダディ容疑者の消息はいまだつかめていない。各国にはISの共感者が散らばっており、指導者の指示とは無関係にテロ攻撃を仕掛ける恐れは残る。

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