2017年11月22日(水)

APEC閣僚会合が閉幕 閣僚声明の公表できず

東南アジア
2017/11/9 21:58
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 【ダナン=八十島綾平】21カ国・地域でつくるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会合が9日、閉幕した。予定を1日延ばして閣僚声明案の調整を続けていたが、9日中に作業が終わらない見通しとなり閉幕時の公表を見送った。関係者によると、貿易赤字解消をめざす米国が多国間の貿易枠組みよりも2国間の貿易関係を重視する主張を展開し、他の参加国が反発したためという。

 参加国は11日の首脳会議に向け事務レベルで閣僚声明の文言調整を続ける。閉幕後に記者会見した世耕弘成経済産業相は「多国間の貿易の枠組みの重要性や自由貿易などは、全閣僚が認識しており考え方は大筋合意できた」と説明し、閣僚間での対立はなかったと強調した。

 ただ、米国はティラーソン国務長官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表の両閣僚が欠席。関係省庁の職員が代理出席しており、文言を巡る政治的な判断ができなかったもようだ。

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