2017年11月21日(火)

福島・葛尾村の診療所、内科を再開 6年8カ月ぶり

北海道・東北
2017/11/9 21:27
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 東京電力福島第1原子力発電所事故で全村避難を経験した福島県葛尾村は9日、村内の診療所で内科・小児科を再開した。6年8カ月ぶりで、2016年6月に大部分の避難指示が解除されて以降、歯科のみだった体制を充実した。篠木弘村長は開所式で「住民の帰村にとって内科診療所の復活が最大の課題だった。復興に大きく貢献すると確信する」と語った。

 主に田村医師会(同県小野町)が、毎週木曜と第2.4水曜に医師を派遣する。同医師会の石塚尋朗会長は「これから先が問題。どう運営していくか考えながら頑張っていきたい」と話し、式典に出席した行政関係者らに協力を求めた。

 同村は来春に幼稚園、小中学校の村内再開を予定しており、医師に校医としての活動も期待している。

 同村の避難指示解除エリアの居住者は11月1日時点で237人。住民登録者の18.5%となっている。

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