首相、TPP11「大筋合意へ尽力」 東南アジア訪問へ
安倍晋三首相は9日夕、米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11カ国による協議について「日本がTPP11の議論をリードしてきた。ベトナムにおけるTPP首脳会合において、共同議長国として大筋合意に到達できるよう力を尽くしていきたい」と語った。東南アジア訪問に出発する前、首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は9~15日の日程でベトナムとフィリピンを訪れる。アジア太平洋経済協力会議(APEC)と東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議に出席する。APECにあわせて10日に開くTPP首脳会合に参加する。
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