2017年11月21日(火)

エンジン周辺に使えるマグネシウム合金 住友電工など

科学&新技術
BP速報
2017/11/9 23:00
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日経テクノロジーオンライン

耐熱性に優れるダイカスト用マグネシウム合金のインゴット

耐熱性に優れるダイカスト用マグネシウム合金のインゴット

 住友電気工業は富山大学と共同で、耐熱性の高いダイカスト用マグネシウム(Mg)合金を開発した。自動車のエンジン周辺部品において、アルミニウム(Al)合金からの置き換えが可能とする。

 開発品は、150~200℃と高温における圧縮クリープ特性や引張強度、さらにはダイカスト鋳造性に優れるのが特徴だ。再溶解・鋳造時の組成変動が小さく、リサイクルが可能という。加えて、効果な希土類元素を含まないのも利点としている。

 自動車分野では、軽量化を目的にMg合金へのニーズが高まっているものの、従来のMg合金には鋳造性や耐熱性に劣る、部品の製造コストが高い、リサイクルしにくいといった課題があり、アルミニウム(Al)合金からの置き換えが難しかったという。そこで同社は、富山大学工学部教授の才川清二氏と共同で、上記の課題を解決するMg合金の開発に取り組んだ。同社は今後、開発品のインゴットの生産体制を整え、製品を市場に供給する予定だ。

(日経テクノロジーオンライン 松田千穂)

[日経テクノロジーオンライン 2017年11月9日掲載]

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