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豊島逸夫の金のつぶやき

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株乱高下、ヘッジファンド対日銀のせめぎ合いへ

2017/11/9 16:00
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きょう午後の日本株相場は高値圏で乱高下を演じた。ヘッジファンドの中でも、高頻度売買を武器に超短期の売買を繰り返すコモディティー・トレーディング・アドバイザー(商品投資顧問)と呼ばれる投機筋が相場を揺らせている。きょうの乱高下に関して特段の理由はない。買いポジションがドカ雪の新雪のごとく膨らみ、自重で表層雪崩を起こした感がある。売りが売りを誘発連鎖して、このように荒れる地合いは調整局面の前ぶれであることが多い。上昇トレンドが変わったわけではないが、連騰で過熱気味の相場の短期的最終局面とみえる。

ただ、これだけ激しい値動きを日中に見せつけられると、押し目買いも萎縮する可能性はある。相場も冷却期間が必要だろう。市場は日銀の買い支えを期待しよう。

豊島逸夫(としま・いつお)
 豊島&アソシエイツ代表。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラー。チューリヒ、NYでの豊富な相場体験とヘッジファンド・欧米年金などの幅広いネットワークをもとに、独立系の立場から自由に分かりやすく経済市場動向を説く。株式・債券・外為・商品を総合的にカバー。日経ヴェリタス「逸's OK!」と日経マネー「豊島逸夫の世界経済の深層心理」を連載。
・公式サイト(www.toshimajibu.org)
・ブルームバーグ情報提供社コードGLD(Toshima&Associates)
・ツイッター@jefftoshima
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