2017年11月20日(月)

NATO、サイバー防衛に拠点新設へ 国防相理事会
対ロ抑止へ2司令部新設も

ヨーロッパ
2017/11/9 7:12
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 【ブリュッセル=森本学】北大西洋条約機構(NATO)は8日、ブリュッセルの本部で開いた国防相理事会で、ロシアの脅威に対処するため、2つの司令部を創設することで基本合意した。サイバー攻撃への防衛力向上へサイバー指令センターを新設することでも一致。サイバー空間を陸、海、空などと並ぶ「戦場」として集団防衛の対象と位置づけており、対応強化を急ぐ。

 新設で基本合意したのは、米国と欧州を結ぶ大西洋のシーレーン(海上交通路)を守る司令部と欧州域内で展開する部隊や装備の移動を迅速にする後方支援を担う司令部の2つ。どこに拠点を置くかなど詳細は2月の次回理事会で決める。冷戦終結後、東欧などの加盟国拡大を進める一方、組織のスリム化を進めてきたが、ロシアの脅威拡大への対応が必要と判断した。

 理事会は2日間の日程で、9日はアフガニスタンのNATO駐留部隊の増派規模で合意する見通し。NATOは同国での戦闘任務はすでに終えたが、約1万3千人が駐留してアフガン軍の訓練や支援などを手掛けている。反政府勢力タリバンの勢力回復で治安悪化が深刻になっているため、約3千人増やすことで合意を目指す。

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