2017年11月18日(土)

5Gで人型ロボットを遠隔操作、NTTドコモ

ネット・IT
モバイル・5G
2017/11/8 20:58
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 NTTドコモは8日、次世代通信規格「第5世代(5G)」の活用事例を報道陣に公開した。5Gの高速通信や通信の遅れがほとんど発生しない特長を生かし、人型ロボットを遠隔制御したり、離れた場所にいながら音楽セッションをしたりする。2020年の5G商用化に向け、様々なサービスが生まれそうだ。

NTTドコモが新日鉄住金ソリューションズと共同開発する人型ロボットの遠隔操作システム

 ヘッドマウントディスプレー(HMD)を装着した操作者が手を上げると、すぐ横にある人型ロボットがまねをする。ロボットのアームが物体をつかむと、その感触が操作者に伝わる。HMDから見えるのは、ロボットに付いているカメラからの映像。幽体離脱してロボットに乗り移ったような感覚になる。

 ドコモは新日鉄住金ソリューションズと5Gを使った人型ロボットの遠隔操作システムを共同開発している。通信の遅れが0.001秒にとどまる5Gの特長を生かし、ロボットはほぼ遅れることなく、操作者の動きをまねることができる。

 カメラから見える映像も5Gを使い、3D映像として伝わる。こちらも現行の4G(LTE)の100倍にあたる毎秒数ギガ(ギガは10億)ビットと超高速の体感速度を実現する5Gの長所を活用している。両社は工場などでの危険を伴う作業を、ロボットが担うことを目指しているという。

 ドコモはヤマハとも組み、離れた場所にいる演奏者同士のセッションを実演した。ヤマハが開発したインターネットを介してリアルタイムで音楽セッションできるサービスを利用。ピアノ奏者と歌手が5Gを使って互いの演奏データをリアルタイムで送受信し、違和感なく演奏した。4Gを使った場合、通信の遅れが大きく、演奏がずれてしまうという。

 日本科学未来館(東京・江東)で9~11日に実施する研究開発イベントで一般公開する。

(企業報道部 堀越功)

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