2019年8月17日(土)

第一交通社長、配車アプリ「多機能に」
中国・滴滴と提携発表 地方タクシーの商機開拓

2017/11/8 20:20
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国内タクシー最大手の第一交通産業は8日、タクシー配車とライドシェア(相乗り)サービスで世界最大手の中国・滴滴出行と業務提携すると正式発表した。記者会見した田中亮一郎社長は異業種を含めた提携を加速し、「配車アプリを様々なサービスの入り口に育てる」との方針を示した。会見での主なやり取りは以下の通り。

記者会見する第一交通産業の田中亮一郎社長(右)

――提携の経緯は。

「今夏にソフトバンクを通じて滴滴と面会した。滴滴はタクシー配車から事業を始め、日本で規制されているライドシェアを展開するつもりはないと説明したので組むことにした。中国の滴滴ユーザーから訪日時に使いたいとの声が多く、東京五輪に向けて富裕層の利用も伸びる。当社だけでなく他のタクシー会社にも滴滴の配車サービスは広がるのではないか」

「当社は(車載スマートフォンによる)14カ国語の案内、地域や時間帯で複雑に変わる料金体系に対応した配車アプリ『モタク』を持つ。異業種との提携サービスもアプリに集めていく」

――ライドシェアとの競合をどうみますか。

「副業で自家用車を使うライドシェアが広がれば、過疎地で乗車拒否が起きたり、自治体にとって運送収入の捕捉が難しくなったりするだろう。安全面も課題だ」

「訪日客向けでは無資格運転手による『白タク』行為が横行している。地方交通を業界団体でまとめる立場にあり、ライドシェア解禁よりタクシーの利便性をもっと上げることに取り組む」

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