東京電機大・安田学長、米民生技術殿堂入り
【ニューヨーク=稲井創一】米民生技術協会(CTA)は7日、エレクトロニクスの技術発展に貢献した人物をたたえる「殿堂入り」メンバーに新たに東京電機大学学長の安田浩氏を選出した。安田氏は画像圧縮技術「JPEG」や「MPEG」の国際規格標準化に取り組み、現在のデジタル社会を支える基礎技術の発展に貢献したことが評価された。この殿堂は2000年に創設され、日本からはVHS開発に取り組んだ故高野鎮雄氏や半導体フラッシュメモリーを開発した舛岡富士雄氏らが選ばれている。