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国内ベンチャー投資額、16年度は25%増の1092億円

一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(VEC)は8日、年次報告「ベンチャー白書2017」をまとめた。日本のベンチャーキャピタル(VC)による2016年度の国内投資額は前の年度比25%増の1092億円だった。投資件数は1108件と同16%増加。スタートアップ企業に対する支援政策などを追い風に、市場への資金の流れが引き続き堅調だった。

国内投資を業種別にみると、「IT(情報技術)関連」が47%と約半数を占めた。比率は15年度の52%から低下したものの、ITと金融を融合させたフィンテックや人工知能(AI)、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」など成長分野への投資が増えている。「バイオ・医療・ヘルスケア」は24%と19%から拡大した。

国内VCの海外投資額は2%増の429億円だった。北米(187億円)、欧州(35億円)への投資が増加した一方で、中国向け(10億円)が減少した。一方、国内外を含む日本のベンチャー投資額は計1529億円と2年連続で前年実績を上回ったものの、依然として海外を大きく下回る。米国が7兆円超でトップ。中国が2兆円、欧州が5300億円と続いた。

16年度のファンド組成が活発だったことを受け、17年度の国内ベンチャー投資額は「着実に増え、前年を上回る見込み」(VEC)という。市川隆治理事長は記者会見で国内のスタートアップ投資を拡大するうえで「中長期的には柔軟な労働市場の整備と教育改革が課題だ」と指摘した。

(企業報道部 駿河翼)

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