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関西発「挑む人」

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野球の女性審判員、国際大会にもデビュー

2017/11/9 6:30
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 佐藤加奈さん(31)は今春から阪神大学野球連盟で初の女性審判員として球場に立つ。9月には全日本野球協会から女子野球アジアカップ(香港)にも派遣され、国際舞台を踏んだ。普段の顔は大阪市の公立中学校の保健体育教諭。生徒たちに「やりたいことを見つけ、熱中することのすばらしさ」を伝えたいとも願う。

夢は高校野球の甲子園大会という

夢は高校野球の甲子園大会という

 日本体育大の女子軟式野球部で外野手としてプレーした経験を買われ、2012年に着任した中学校で野球部の顧問に就いた。ただ、高校まではバスケットボール一筋で野球の競技歴は浅く、部員への技術指導で行き詰まることも。監督からの勧めで審判講習会へ参加すると「審判の目線でルールや判定で気をつけるべきことを助言できるのでは」と夢中になった。

 実際に中学生の練習試合や公式戦を担当すると「立ち位置が悪かった」「プレーから目を切るのが早すぎた」など反省点が尽きなかったが「努力すれば自分を高められる世界」に向上心をかき立てられた。16年末に「違うレベルの野球を体感したい」と先輩の審判員に相談。阪神大学野球連盟でのデビューがかない、春季リーグは9試合で塁審を務め、秋季は2部リーグながら球審も経験した。

 緊張感に満ちた一戦でも毅然と判定できるよう、自宅ではプロ野球の映像を見て審判の動きや身ぶりを研究。18年開催予定の女子野球ワールドカップ参加を目標に据え、通勤中はラジオで英会話を学ぶ。「将来は女性審判が出ていない高校野球の甲子園大会でも審判をやりたい」。夢は膨らむ。

(常広文太)

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