2018年11月22日(木)

HBS教授「リベラルアーツ、リーダー育成に必要」

2017/11/8 10:37
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第19回日経フォーラム「世界経営者会議」(主催=日本経済新聞社、スイスのビジネススクールIMD、米ハーバード・ビジネス・スクール)は8日午前、2日目の議論を始めた。最初のセッションのテーマは「ビジネススクール教授が語る激動期のリーダー論」。ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の竹内弘高教授と、IMDのドミニク・テュルパン教授が登壇した。

討論する(右から)ハーバード・ビジネス・スクール教授の竹内弘高氏とIMD教授のドミニク・テュルパン氏(8日午前、東京都千代田区)

激動期の企業を担うリーダーを育成していくために、竹内教授は「大学でのリベラルアーツ(教養)教育が大切」と話した。科学や数学などを学ぶ「STEM教育」も必要だが、多様性を身につけられるリベラルアーツ教育の重要性を指摘した。

海外は日本と違い、リベラルアーツを中心に学ぶ大学が多い。竹内教授は「日本人は社会人になってから(経営学者の)ピーター・ドラッカーの本を読む。大学を卒業してからリベラルアーツを学ぶのは、おかしいのではないか」と述べた。

グローバルに活躍するためのリーダーについて、テュルパン教授は「いくつもの境界を越えながら、組織の変革を実現し、持続的なビジネスの成果を達成しなければならない」と説明した。世界が変化するスピードは速くなっているが、「色々な状況に自分を合わせ、迅速に実行することが大切だ」と述べた。

謙虚さや適応力など、リーダーに必要な4つの条件を示した。テュルパン教授は「自分よりも他者の方が知っているということを認められる謙虚さや、常に変化があると意識する適応力、長期的なビジョンを明確に示せる力が必要だ」と話した。また、「新しい物事への興味を持ち、積極的に他者と交流しようとする姿勢も重要」と説明した。

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