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家畜の抗生物質投与中止を WHO、農家に勧告

【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は7日、家畜の成長促進や疾病予防のための日常的な抗生物質(抗菌薬)の投与を中止するよう農家や食品業界に勧告した。乱用や過剰摂取により、人や動物に抗生物質が効かなくなる危険性が高まっていると警告している。

抗生物質が効果を上げない薬剤耐性菌は世界的に拡大しており、対策を取らない場合、2050年には年間1千万人が死亡するとの予測もある。

抗生物質の使用量の約80%が健康な家畜の成長促進に使われている国もあり、WHOは農家などへの指針で、家畜が実際に病気にかかったり、群れで感染症が発生したりした場合にのみ抗生物質を使うべきだと指摘。家畜の衛生管理やワクチン接種により疾病予防に努めてほしいと呼び掛けた。

家畜への抗生物質使用を抑制した結果、薬剤耐性菌の発生を最大39%まで減らせたとの研究結果もあると説明した。

WHOのテドロス事務局長は「抗生物質が十分な効果を失うと、疾病の大流行を招くなど公衆衛生上の深刻な脅威となる」と訴えた。〔共同〕

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