2018年9月21日(金)

グーグル、公道で無人運転試験 一般にも貸し出し

2017/11/8 9:22
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 【リスボン=深尾幸生】米グーグル系の自動運転開発会社ウェイモは7日、米国の公道で運転席に誰も座らずに自動運転車の試験走行を始めたと発表した。これまで公道での試験走行では緊急時に備えて人が運転席に座っていた。ソフトウエアや部品の安全性を高め、運転手を不要にした。地域限定だが今後2~3カ月をめどに一般の人の通勤や通学向けに提供する。

公道で自動運転車の無人走行を始めたことを発表したウェイモのジョン・クラフチック最高経営責任者(7日、リスボン)

公道で自動運転車の無人走行を始めたことを発表したウェイモのジョン・クラフチック最高経営責任者(7日、リスボン)

 ジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)がリスボンで開催中のインターネット技術イベント「ウェブサミット」で明らかにした。3台のテストカーが一般車や歩行者がいる市街地を運転手無しで走行するビデオを披露し、「自動運転開発は新たな段階に入った」と強調した。

 試験走行は米フェニックス市の中心部で実施しており、順次、市内全域に広げる計画だ。同社の早期試乗プログラムに参加する一般市民を対象に通勤や子供の送迎、夜間の外出などに貸し出す。

 車両は欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のミニバンを改造した。天井に高性能カメラを備えるほか、6つの「ライダー」と呼ばれるレーザースキャナーと4つのレーダーで周囲を認識する。

 運転手なしで公道を走行できるようになるまでに、公道で8年間で地球140周にあたる550万キロメートル分、私有地では過去1年だけで40億キロメートル分の走行データをそれぞれ集めた。クラフチックCEOは「無人で公道を走るということは、生涯運転していて一度あるかないかという状況にも対処できなければならない。我々はそれができる経験を積んだ」と述べた。

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