津波の脅威、後世に継承を 沖縄で高校生サミット開幕

2017/11/7 18:59
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「世界津波の日」制定を記念し、世界の高校生が地震や津波の脅威を学び、後世への継承を目指す「高校生島サミット」が7日、沖縄県宜野湾市で2日間の日程で始まった。島しょ国を中心に、日本を含む26カ国の高校生計約250人が、各地の防災に関する知見を共有し、議論を深める。

 地震や津波の脅威を学び、後世への継承を目指して世界の高校生約250人が参加した「高校生島サミット」(7日、沖縄県宜野湾市)=共同

議長を務める那覇国際高校1年のジャスミン・メキューさん(16)が「津波の脅威と対策を学ぶために皆さんと有意義にすごしたい」と開会を宣言。主催する沖縄県の翁長雄志知事は「地域の防災リーダーとして活躍を願っている」とエールを送った。

2004年のインドネシア・スマトラ沖地震で被災し、母親を失った同国アチェ州の高校3年ナザトゥル・マザリスさん(17)は「備えを学びたい」と話した。

日本からは東日本大震災の被災地を含む20都道府県から42校の計約100人が参加。災害への備えや過去の事例、災害直後の対応を学ぶ分科会などでの議論を、8日に「大使ノート」としてまとめて発表する。

日本は東日本大震災を教訓に11月5日を「津波防災の日」と定めた。国連総会は津波の脅威と対策への国際的な意識向上を目的に同日を「世界津波の日」に定める決議を15年12月に採択した。〔共同〕

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