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タカラトミー、小島副社長が社長就任 メイ社長は退任

タカラトミーは7日、小島一洋副社長(56)が2018年1月1日付で社長に昇格する人事を発表した。15年6月に就任したハロルド・ジョージ・メイ社長(53)は18年3月期に最高益を更新する見通しになるなどV字回復を達成。「改革の道筋をつけ、自分の役割が達成できた」として12月31日付で退任する。

メイ氏が最高執行責任者(COO)としてタカラトミーに入社したのは14年。当時のタカラトミーは06年のタカラとトミーの合併後、国内の少子化などで売り上げは伸び悩み、13年3月期には米国事業の減損処理で大幅な赤字に陥るなど苦境にあえいでいた。富山幹太郎社長(当時)は日本コカ・コーラなどでのマーケティングの経験が豊富なメイ氏に社内の改革と業績のV字回復を託した。

メイ氏が取り組んだのは「商品中心のマーケティングからブランド中心のマーケティングへの変革」。タカラトミーは着せ替え人形の「リカちゃん」や「トミカ」、「プラレール」といった日本人なら誰でも一度は遊んだことのあるロングセラー商品を持つ。交流サイト(SNS)なども駆使し、これらのブランドに磨きをかけた。

今年発売50周年を迎えたリカちゃんの販売が、4年連続で前年実績を上回るなどブランド強化に成功。赤字の原因だった海外事業の黒字化も達成した。人材育成にも力を入れ、「安心してバトンタッチできる体制ができた」(メイ氏)。

小島副社長は三菱商事などを経て、09年にタカラトミーの社外取締役に就任。6月に副社長に就き、メイ社長のもとで生産や物流体制の改革を進めた実績がある。

小島 一洋氏(こじま・かずひろ)83年(昭58年)東大教養卒、三菱商事入社。09年タカラトミー社外取締役、12年取締役常務執行役員、17年6月から現職。大分県出身。

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