国産牛肉、マレーシア向け輸出7年ぶり解禁 農水省

2017/11/7 19:06
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農林水産省は7日、マレーシア向け日本産牛肉の輸出が同日解禁されたと発表した。イスラム教の戒律に沿った対応ができる2カ所の食肉処理施設が対象。マレーシア向けは家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の発生で2010年5月から輸出できなくなっていたが、7年ぶりに再開した。

輸出はイスラム教徒向け対応のほか、過去1年間に口蹄疫やBSE(牛海綿状脳症)が発生していないことなどが条件。農水省は厚生労働省と連携して10年10月からマレーシア当局と輸出再開の協議を続けていた。

農水省によると、冷凍と冷蔵を合わせた日本産牛肉の16年の輸出先は香港が約40億円で最も多くカンボジア(26億円)、米国(21億円)と続く。輸出禁止前の09年のマレーシア向け輸出額は約4100万円だった。

経済成長が続くマレーシアでは富裕層を中心に牛肉の需要が増えている。斎藤健農相は7日の閣議後の記者会見で「マレーシアは日本産牛肉の有力な輸出先になる」との期待を示した。

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