2018年4月23日(月)

「人工流れ星」のALE、ファミマ・日航が協賛
2019年に瀬戸内海でイベント

スタートアップ
科学&新技術
2017/11/7 17:00
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 小型衛星から金属粒を地球に向けて投下し、人工的に流れ星をつくるエンターテインメント運営を計画する宇宙スタートアップのALE(エール、東京・港)は、2019年夏に広島県で取り組む流れ星イベント「シューティング スター チャレンジ」にファミリーマート日本航空が協賛すると発表した。今後、イベントへの資金援助や商品開発などで協力する。

東京都内で開いた会見で笑顔を見せるエールの岡島礼奈社長(右から2人目)ら

 「ライト兄弟の時代は、飛行機が当たり前になると思われていなかった。今度は、人工流れ星を当たり前のものと思われるようになるようにしたい」。東京都内で開いた記者会見で、エールの岡島礼奈社長は、事業の意気込みを語った。

 エールの計画はまず18年末から19年始にかけて人工衛星を打ち上げる。地上約400~500キロメートルの宇宙空間からビー玉ほどの金属粒を地球に向けて複数投下する。金属粒は大気圏に突入する際に、空気を押しつぶすように圧縮する。圧縮された空気は超高温状態になるため、金属粒が燃えて地上からは流れ星のように見える。

 19年の初夏に広島県の瀬戸内海を中心に直径200キロメートルの範囲で流れ星が観測できるという。衛星からの金属粒の投下方法によっては水平に星の軌跡が流れたり、数個の流れ星が同時に流れたりする。

 ファミリーマートと日航はイベントや開発にかかる資金を提供するほか、コラボ商品の開発などを手掛ける。ファミリーマートの沢田貴司社長は「すでにいろいろなメーカーとコラボ商品開発の話を進めている。イベントと連動したビジネスを進めていきたい」と話した。日航の大川順子代表取締役専務執行役員は「人間の力で宇宙のエンターテインメントをつくるというのは想像していなかった。夜空で人間の感性に訴えかけるすてきなイベント。流れ星観測フライトなどの商品もつくりたい」と話した。

(企業報道部 矢野摂士)

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