2019年7月23日(火)

日本の海外不動産投資、1~9月6割増の21億ドル 2000年代で最高に

2017/11/7 14:57
保存
共有
印刷
その他

日本企業や投資家の海外不動産投資が拡大している。2017年1~9月の取得額は前年同期比6割増の21億2200万ドル(約2400億円)と、16年の年間実績である20億3400万ドルをすでに突破。06年の24億2500万ドルを超えて2000年代の最高水準に到達する見込みだ。収益源を増やしたい不動産会社や、低金利下で運用難に悩む保険会社などが投資を加速させている。

不動産サービス大手JLL(東京・千代田)が7日、海外不動産の取得額をまとめた。今年は森トラストが1月に米ボストンでオフィスビルを2棟取得し、三菱地所も6月に独ミュンヘンでオフィスビルを購入した。米欧を中心に投資の動きが広がっている。

既存物件の取得だけでなく、用地の造成や建物の新設を手掛ける開発事業も盛んだ。不動産サービス大手CBRE(東京・千代田)によると、17年1~6月に明らかになった海外での開発プロジェクトの合計額は前年同期比35%増の7億ドル。三井不動産が9月に米ニューヨーク・マンハッタンで大型オフィスビルの開発計画への参画を発表するなど、7月以降も大型の事業計画が続く。

ファンドなどを経由した間接投資も増えている。第一生命保険は今年度中に100億円を海外の不動産ファンドに投じる計画を打ち出している。JLLの谷口学氏は「日本の経済規模などを考えると、海外不動産への投資額は伸びる余地が大きい」と指摘している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。