長野のサンクゼール、米への生産移管加速 ジャムなど

2017/11/6 22:00
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ワインやジャムなどを製造するサンクゼール(飯綱町)は日本から米国への生産移管を進める。米オレゴン州の現地法人「サンクゼール・オレゴン・オーチャーズ」が今冬、1億2000万円の設備投資をすることを決めた。2018年中に本社工場(同)が手掛けるジャムなどの50%を米国に移すことを計画しており、設備を増強し輸出に振り向ける。

本社工場からオレゴン州にある子会社の工場(写真)への生産移管を進める

ジャムの製造に使う充填機や釜、ラベルを貼る機械など製造設備30機程度を導入する。設備投資のうち、10万ドル(約1140万円)はオレゴン州が州内で投資を進める企業に交付する戦略的積立基金でまかなう。

本社工場の生産能力が限界に近づいているほか、材料費や光熱費の低減が見込めるため移管を進める。同社は「本社工場の能力にゆとりができれば、新たな製品開発などに回すことができる」(経営サポート部)と判断している。

サンクゼールは5月、現地の食品企業を買収してオレゴン・オーチャーズを立ち上げた。自社ブランドのほか、現地企業に対するOEM(相手先ブランドによる生産)供給用の製品も手掛けている。

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