震災の復興祈念公園が完成 宮城・東松島、鎮魂願う

2017/11/5 21:55
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東日本大震災の津波で甚大な被害が出た宮城県東松島市で、震災遺構のJR仙石線旧野蒜駅プラットホームを中心に市が整備を進めてきた復興祈念公園が完成し5日、遺族らを招いた式典が開かれた。市は、犠牲者の鎮魂を願い、震災の教訓を伝える場にしたいとしている。

式典には遺族ら約400人が出席し献花台に花を手向けて追悼した。母親や兄ら親族4人を亡くした遺族代表の石森文也さん(52)は「大切なものを失っても、ふるさとの復興への希望を感じている。震災で津波に遭った皆さまが少しでも穏やかでいられるように祈っている」とあいさつした。

出席者で父親を亡くした宮城県塩釜市の主婦(56)は取材に「私の中では震災から時が止まったような感じだ」と涙を流した。

公園は広さ約1万6千平方メートル。旧野蒜駅付近を襲った津波と同じ高さ約3.7メートルの慰霊碑には、犠牲になった市民ら約1100人の名前が刻まれている。〔共同〕

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