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都心厳戒、連休ピリピリ トランプ大統領5日来日

道路で検問、コインロッカー封鎖

トランプ米大統領の日本訪問を翌日に控えた4日、東京都内では警察などによる警備が強化された。主要駅のコインロッカーは使えなくなり、道路上で検問が行われるなど人々の暮らしにも影響が出た。海外でテロが相次ぐ中、首都は緊張に包まれている。

トランプ米大統領の来日を前に、警備強化のため営業を中止したコインロッカー(4日午前、JR東京駅)

「ただいま、駅構内や車内の警戒を強化しています」。JR東京駅では警戒を呼びかけるアナウンスが響いた。

3連休とあって多くの観光客らが行き交うなか、周辺を含め何人もの警察官が巡回するものものしい雰囲気。爆弾テロなどへの警戒のため、コインロッカーやゴミ箱はすべて封鎖され、スーツケースを抱えうろうろする観光客の姿もあった。

娘と2人で神戸市から東京観光に訪れた主婦(60)は「警察官が多いとは思っていたが、ロッカーまで使えないとは思わなかった。事前に知っていたら別の駅に預けてきたのに……」と困惑。友人に会うため富山県から訪れた女性会社員(40)は「不便だがテロ対策なら仕方ない。トランプ氏来日後もしっかり警備してほしい」と話した。

トランプ米大統領の来日を前に、迎賓館前でテロ対策訓練をする警察官(4日午前、東京・元赤坂)

警視庁は同日午前、6日に日米首脳会談が開かれる東京・元赤坂の迎賓館で訓練を実施した。不審車両に対応して大型車両で正門前を封鎖する内容。迎賓館内で数十人の機動隊員や警備犬が手分けして不審物を探索する様子を視察した吉田尚正警視総監は「テロを未然防止し大統領一行の安全を確保するため、警備の万全を期す必要がある」と激励した。

海外では多くの人が集まる商業施設など「ソフトターゲット」を狙ったテロが相次ぐ。10月31日(日本時間11月1日)には米ニューヨークで車が突入して8人が死亡する事件が起きた。警視庁は繁華街に制服警察官を多数配置し、不審者が事件を起こすのを思いとどまらせる「見せる警備」を展開している。

一方、女性要人を警護する「女性警戒部隊」を新設するなど新しい警備手法も。2020年東京五輪・パラリンピックで多くの要人が来日することも想定し、警視庁の担当者は「力ずくではない『ソフトな警備』を充実させたい」と話す。

トランプ氏が滞在する7日までの間、都内で大規模な交通規制も行われる。大統領の車列が通る時間帯に合わせ、首都高の都心環状線や圏央道の一部などが一時通行止めになる見通し。警視庁は「期間中は自動車で都心に乗り入れるのを控え、公共交通機関を利用してほしい」と呼びかけている。

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