テスラ、新モデル量産目標3カ月先送り 利益率低下

2017/11/2 8:52
保存
共有
印刷
その他

【シリコンバレー=兼松雄一郎】米テスラが1日発表した2017年7~9月期決算は最終損益が6億7116万ドル(約770億円)の赤字(前年同期は2187万ドルの黒字)となった。自動車事業の粗利益率は1年前から10ポイント以上低い18.3%となった。新型電気自動車(EV)「モデル3」の量産立ち上げに苦しんでいる。年度末までに週産5千台に上げる目標を3カ月先送りした。

モデル3の量産状況についてイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「最悪期は脱し、解決策も見えてきた」と説明した。蓄電池の組み立て工程で効率が上がっていないという。出荷が遅れるほど解約リスクも高まるが、テスラは「モデル3の予約数は増え続けている」としている。

売上高は前年同期比29.8%増の29億8467万ドル。EV出荷は5%増の約2万6千台だった。欧、米、アジアの各市場で予約は過去最高水準だという。定置型蓄電池は量産が順調に進んでいる。大型ハリケーンの被害で電力インフラが機能不全に陥っているプエルトリコに、太陽光パネルや蓄電池の出荷を始めたことも公表した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]