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EV向け無線給電を商品化 ダイヘン 国内初

送電コイルの上に停車すると給電できる

変圧器などを手掛けるダイヘンは1日、電気自動車(EV)向けに無線で電気を供給するワイヤレス給電装置を販売すると発表した。ワイヤレス給電装置の商品化は国内で初で、11月から注文の受け付け、2018年4月から引き渡す。EV市場の拡大が見込まれる中、手軽に充電できる利点を生かして商業施設の駐車場などへの販売を目指す。

EV向けのワイヤレス給電では、地上に設置してある送電コイルの上に自動車を駐車するだけで、メーカーを問わず充電できるのが特徴。現在はEVの給電はケーブルでの充電が一般的で時間も速いが、ワイヤレスは駐車するだけで停車位置がずれていても充電できるため、市場拡大が見込まれている。

ダイヘンは変圧器で必要とする制御技術を応用し、ワイヤレス給電システムを開発した。商品化で先行していた米エバトラン社の製品に比べ、約3倍の速さで充電できる。「10分間の充電で約17キロメートルの走行が可能になる」(ダイヘンのワイヤレス給電システム部鶴田義範部長)という。

調査会社の富士経済(東京・中央)によると、ワイヤレス給電システムの世界市場は2017年では300台ほどだが、35年には175万台になるという。北米ではエバトラン社が先駆けて市場投入しており、国内のIHIや独のボッシュも市場投入を急いでいる。

ダイヘンは25年までに年間10万台を販売し、「ワイヤレス給電関連で1000億円規模の売上高を目指す」(田中良平執行役員)としている。

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