2017年11月19日(日)

「ワン!」に賭ける ソニー再びアイボ
発売日にも1(ワン)並ぶ

ネット・IT
エレキ
2017/11/1 13:22
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 ソニーが「AIBO」の後継機として、12年ぶりに開発した家庭用ロボットはやはり、犬型だった。犬の鳴き声「ワン」にかけた11月1日の午前11時1分から東京都内で発表会を開き、新型「aibo(アイボ)」を公開した。先代のアイボは2006年に生産を中止したが、多くの人に愛された商品。これでもか、というほど「1(ワン)」にこだわった会見で、アイボへの強い意志を表した。

 「おいで、アイボ!」。発表会では平井一夫社長の呼びかけに応じ、3匹のアイボが登場した。平井社長は終始、満面の笑みでプレゼンした。発売は翌年、戌(いぬ)年の18年1月11日で、17年11月1日の午後11時1分から先行予約を始める。

 アイボの大きな特長は4つ。まず、見た目の愛らしさを追求した。ミニチュアダックスフントのような形状で、丸みのあるデザインを採用した。次に認識能力。鼻と口部分のカメラで飼い主や物体をとらえる。だんだんと周囲の環境を認識し、行動範囲を広げていく。

呼びかけた平井一夫社長に向かうアイボ(1日、東京都)

呼びかけた平井一夫社長に向かうアイボ(1日、東京都)

 3つ目は表現力だ。瞳に有機ELを採用し、表情を多彩に表現しやすくした。首をかしげたり、腰を振ったりする動きを搭載し、「生命感のある動きを実現した」(川西泉執行役員)。最後に学習能力。クラウドに集まるそれぞれのアイボの情報を蓄積・分析し、より賢くなっていくという。

 先代アイボの販売台数は累計15万台。14年に製品サポートが終了すると、「葬式」が開かれるなど多くの人が愛情を注ぐ対象となった。新型アイボは先代を超える存在となれるか。ソニーの手腕(ワン)が問われる。

(池下祐磨、岩戸寿)

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