富士通ゼネラル、災害時用の小型高速通信システム

2017/10/30 22:00
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富士通ゼネラルは災害現場の高画質映像を高速伝送できる移動通信システムの販売を始めた。無線機の重量は8.5キログラムに抑え、持ち運びが可能。フルハイビジョンの動画も伝送できるようにした。地震や洪水などの被害状況を対策本部で確認できるシステムとして、自治体などに販売する。

無線機の重量は8.5キログラムに抑え、持ち運びが可能

新たな移動通信システム「CM-1010BM」は、地上アナログテレビ放送の終了で空いた200メガヘルツ帯の電波を使う「公共ブロードバンド自衛通信網」を利用する。5メガヘルツの帯域幅を使い、通信速度は最大毎秒10メガ(メガは100万)ビットで、映像以外のデータ送受信も可能。電波の出力は最大5ワットで、見通し距離で最長30キロメートル程度まで通信できる。

価格は無線機2台1組で700万円以下に抑えた。災害現場と対策本部の間にビルや山などの遮蔽物がある場合はビル屋上や山頂に中継局として1台設置し、計3台で運用することも可能。基地局1台に対して移動局3台の構成で使うこともできる。9月30日に実施した富山県総合防災訓練では総務省北陸総合通信局が同システムを使用した。

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