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診断情報共有せず患者死亡 横浜の病院、がん疑いで

横浜市立大付属市民総合医療センターは30日、神奈川県横須賀市の70代の男性患者がコンピューター断層撮影装置(CT)検査で「膵臓(すいぞう)がんの疑い」と診断されながら、院内で情報が共有されなかったため約5カ月間、適切な治療を受けられずに死亡したと発表した。

病院によると、男性は今年1月、大腸付近の動脈瘤(りゅう)の治療のためCT検査を受けた。放射線科の医師が画像から「膵臓がんの疑い」と診断していたが、2月の外来診察で別の医師が画像診断書を確認しなかった。

6月に男性が別の病院で定期検診を受けた際に腹痛を訴えて「膵臓がんの疑い」と診断され、発覚した。

画像診断書を作成した1月時点では手術で治療できる可能性があったが、発覚時には難しい状態になっており、男性は10月に死亡した。

病院は今後、外部の有識者を含めた事故調査委員会を設置する。後藤隆久病院長は「診療情報の共有を確実に行う制度やルールが整備できていなかった病院全体の問題と捉えている。再発防止策に全力で取り組む」と話した。〔共同〕

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