2017年11月24日(金)

三菱電機、欧州ヒアと位置情報サービスで提携

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2017/10/27 18:18
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 三菱電機は27日、欧州のデジタル地図大手ヒアと提携すると発表した。三菱電機が持つ自動車の位置を正確に把握する技術と、ヒアの高精度な地図データを相互に利用できるようにする。

提携を発表するヒアのエザード・オーバービークCEO(左)と三菱電機の井口功専務執行役

 2020年ごろから欧米で、両社の技術をあわせた高精度な位置情報サービスを展開する。渋滞情報や路面の異常をリアルタイムで検知して走行中に伝えたり、地図を効率的に自動更新するシステムを共同で開発したりすることが想定される。

 自動運転の実現には様々な技術を組みあわせる必要がある。周囲の情報を検知するセンサー、自車の位置を把握するため衛星からの測位信号を活用するノウハウなどだ。なかでも重要性が高まるのが地図だ。三菱電機の井口功専務執行役は「どこをどう走ればいいのかという情報を示す地図が必須の要素」と話す。

 ヒアはフィンランドの通信機器大手ノキアの子会社だった。15年にBMWなどドイツの自動車大手3社が買収。米インテルなども出資した。9月にはパイオニアと資本提携を結ぶなど、攻勢を強めている。

 日本でも産業革新機構や三菱電機などが出資するダイナミックマップ基盤(東京・港)が、全国の高速道路・自動車専用道路の約3万キロメートルのデータを整備する計画を進める。覇権争いが激しくなっている。

(増田有莉)

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