2017年11月23日(木)
スポーツ > 競馬 > 栗東通信 > 記事

栗東通信

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

名牝の産駒、素質示す初勝利 クラシックで活躍期待

2017/10/28 6:30
保存
共有
印刷
その他

 現役時代に活躍した馬が引退して親となり、その子供が競馬場で走る姿を見る。これは競馬ファンにとって、大きな楽しみのひとつだろう。

 今年もG1をいくつも勝った名牝の産駒が、2歳戦で勝ち上がった。9日には2011年のジャパンカップなど、6つのG1を勝ったブエナビスタ(11歳)の娘、ソシアルクラブ(栗東・池添学厩舎)がデビュー戦を勝った。07年に牝馬として64年ぶりの日本ダービー制覇を成し遂げたウオッカ(13歳)の子も、9月に初勝利を挙げた。

ソシアルクラブは見事な末脚で新馬戦を勝った

ソシアルクラブは見事な末脚で新馬戦を勝った

 ソシアルクラブは京都芝1600メートルの牝馬限定の新馬戦で初戦を迎えた。道中は後方の馬群の中を追走。最後の直線で馬群の外側に出して進路を確保すると、目の覚めるような末脚で追い上げ、ラストの200メートルだけで10頭ほどをごぼう抜きにした。

 鋭い末脚が武器だった母を思い出させるような勝ちっぷり。池添調教師は「届かないかと思ったが、きっちり勝ちきってくれた。うまく競馬をしてくれた」。騎手の岩田康誠も「すごい脚だった」と感心する。

 ブエナビスタの初めての子は昨年デビューしたコロナシオン(牝3)。妹と同じく池添調教師が手掛け、デビュー戦を勝った。ただその後は、なかなか勝てずに条件クラスでくすぶる。

 妹が順調に出世できるか気になるところだが、デビュー戦のウオーミングアップの時からフットワークの硬さが目立った姉とは対照的に、妹は硬さをみせず、伸びやかに走っていた。能力、将来性は妹の方が上と思われる。

 デビュー2戦目となった9月18日の未勝利戦(阪神芝2000メートル)で初勝利を挙げたウオッカの子、タニノフランケル(牡、栗東・角居勝彦厩舎)も兄や姉たちと比べると、素質がありそうだ。ウオッカの子は鈍重さを感じさせる馬が多く、2つ上の姉、タニノアーバンシー(4歳、同)が4勝を挙げる以外は目立った活躍馬がいない。

 ただタニノフランケルは体重が520キロ台と大きな馬体を誇りながらも、重さを感じさせない。父は現役時代に英国で14戦無敗のフランケルと、血統もかなりのものだ。「いい体の使い方をする」と初勝利時に騎乗した福永祐一も高評価を与える。不良馬場で行われたアイビーステークス(10月21日、東京芝1800メートル)では3着に敗れたが、まだ成長が見込めそうだ。

 2頭とも、母が活躍したクラシックの舞台に駒を進められるかもしれない。今後のレースぶりも注目を集めそうだ。

(関根慶太郎)

栗東通信をMyニュースでまとめ読み
フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

競馬のコラム

栗東通信 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

ソシアルクラブは見事な末脚で新馬戦を勝った

 現役時代に活躍した馬が引退して親となり、その子供が競馬場で走る姿を見る。これは競馬ファンにとって、大きな楽しみのひとつだろう。
 今年もG1をいくつも勝った名牝の産駒が、2歳戦で勝ち上がった。9日には …続き (10/28)

昨年の有馬記念を勝つなど、実力は現役最強クラスだ=JRA提供JRA提供

 もはや秋の風物詩ともいえるほど頻繁に日本馬が挑戦するようになった、仏・凱旋門賞(G1、シャンティイ芝2400メートル、今年は10月1日)。今年も栗東から池江泰寿厩舎のサトノダイヤモンド(牡4)とサト …続き (9/9)

ワグネリアンはレースセンスも良く将来性十分(7月16日、中京競馬場)=JRA提供
JRA提供

 夏の中央競馬はG1レースもひと休み。秋の大レースに備えて、休養に入っている有力馬も多い。そんな夏の見どころは2歳戦。各競馬場で1日に1、2レースの新馬戦が組まれ、若駒が続々とデビューしている。関西か …続き (8/5)

ハイライト・スポーツ

[PR]