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グーグル、広告好調で最高益 7~9月純利益33%増

2017/10/27 8:40
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 【サンフランシスコ=稲井創一】米グーグルの持ち株会社、アルファベットが26日発表した2017年7~9月期決算は、純利益が前年同期比33%増の67億3200万ドル(約7670億円)だった。四半期ベースで過去最高益を更新した。主力のインターネット広告事業が好調に推移している。技術や人材へ多額の投資を続けているが、ネット広告収入の高い伸び率が成長を支えている。

 「素晴らしい四半期決算。長年、人や製品に投資してきた結果だ」(ルース・ポラット最高財務責任者=CFO)。前の4~6月期は欧州連合(EU)の欧州委員会による制裁金の影響で純減益となったが、7~9月期は再び増益基調に戻し、売上高、利益ともに過去最高を更新した。

 7~9月期の売上高は24%増の277億7200万ドル。売上高の88%を占める中核のネット広告収入が21%増と2桁成長を続けた。課題だったスマートフォン(スマホ)や動画サイト「ユーチューブ」などの広告収入が伸びた。

 企業向けクラウドサービスの「グーグル・クラウド・プラットフォーム」や自社ブランドのスマホ「ピクセル」を含む「非広告」事業も4割増。自動運転などへの投資を手掛ける「アザー・ベッツ」も5割超伸びた。

 売上高の15%に相当する42億500万ドルを研究開発費に充てた。他社サイトに支払った各種手数料(TAC)も32%増の約55億ドルに増えた。広告単価にあたるクリック1回あたりの広告収入を示すコスト・パー・クリック(CPC)も減少傾向が続いている。

 費用が増加しているにもかかわらず、営業利益は77億8200万ドルと35%増えた。売上高営業利益率も28%(前年同期は26%)と高い水準を維持している。課金が発生するサイトへ利用者を誘導する検索連動型広告の「ペイドクリック」の売上高が47%増えるなど、費用増を補う売り上げの伸びを達成できていることが高収益を支える。

 7~9月期1株利益も9.57ドルと、市場予想(8.31ドル)を大幅に上回った。このため、26日の米株式市場での時間外で、普通株で議決権のあるA株は通常取引の終値より一時、約5%高まで上昇する場面があった。

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