2019年6月27日(木)

加藤先勝、奪回へ好発進 将棋女流王座戦が開幕

2017/10/26 19:49
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将棋の第7期リコー杯女流王座戦(特別協力・日本経済新聞社)五番勝負の第1局が26日、高知市の「ザ クラウンパレス新阪急高知」で指され、午後6時17分、156手で後手の挑戦者、加藤桃子女王(22)が里見香奈女流王座(25)を破り、昨年失ったタイトルの奪回に向けて幸先良い1勝を挙げた。持ち時間各3時間のうち、残りは両者とも1分。

里見香奈女流王座を破り、第1局を制した挑戦者の加藤桃子女王(左)(26日午後、高知市)

(投了図は△4八飛まで)

第2局は11月11日、大阪市の芝苑で指される。

振り駒で先手に決まった里見女流王座は得意の中飛車戦法を採用。居飛車の加藤女王は左美濃囲いに構えた。女流王座の5四歩(31手目)が工夫の一手だったが、挑戦者が攻め合いに持ち込んで先手の角を仕留め、力戦調となった。

攻めあぐねる先手の「4五歩(63手目)~3六銀が、後手の馬を自陣に引き付けさせて疑問だった」と解説の糸谷哲郎八段。駒得していた挑戦者がしっかりした受けで優勢を築き、最後は女流王座の粘りを振り切った。

終局後、加藤女王は「丁寧に指しすぎたが勝てて良かった」と話し、里見女流王座は「途中で間違えて苦しくなった」と振り返った。

【指し手】▲5六歩△8四歩▲7六歩△6二銀▲5五歩△4二玉▲5八飛△8五歩▲7七角△7四歩▲6八銀△7三銀▲5七銀△6四銀▲6六銀△5二金右▲4八玉△1四歩▲1六歩△3二銀▲3八玉△3一玉▲2八玉△4四歩▲5四歩△同 歩▲同 飛△4三金▲5九飛△3四歩▲5四歩△3三角▲3八銀△2二玉▲4六歩△7三桂▲5五銀△5二歩▲9五角△5一角▲6四銀△同 歩▲5三銀△9四歩▲7七角△6五桂▲6六角△5七銀▲6四銀成△6六銀成▲同 歩△8八角▲6五成銀△9九角成▲4五歩△8九馬▲4四歩△同 金▲5三歩成△同 歩▲同飛成△4三歩▲4五歩△同 馬▲3六銀△8一馬▲2六桂△5二歩▲5六竜△7三角▲7四成銀△9五角▲4五歩△3五金▲同 銀△同 歩▲6四成銀△7七角成▲5八金左△7八馬▲6七金△6九馬▲5四成銀△8四飛▲5五成銀△5三香▲5四歩△同 香▲同成銀△同 飛▲5五香△8四飛▲5七金△6三馬▲6五歩△7八馬▲5四歩△3三銀打▲6七金△7三馬▲6四金△8三馬▲5三歩成△6四飛▲5二と△3一金▲5八竜△6七馬▲同 竜△6五飛▲5七竜△5六歩▲4六竜△5七銀▲3五竜△4六桂▲5三角△5五飛▲3四桂△同 銀▲3一角成△同 玉▲4二金△2二玉▲3四竜△3三銀▲4三竜△3八桂成▲同 金△4六桂▲3九金△3八金▲1八玉△3九金▲3二金△1三玉▲2五桂△2四玉▲3六銀△3四銀▲4四竜△2八金▲1七玉△4五飛▲同 竜△同 銀▲4四飛△3四銀▲4二と△2七金▲同 銀△2八銀▲1八玉△1七香▲2八玉△4八飛まで156手で加藤女王の勝ち

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