2017年11月24日(金)

育休で「パタハラ」 三菱UFJモルガン社員が仮処分申請

社会
2017/10/26 18:50
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 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のカナダ国籍の男性社員が26日、正当な理由なく休職命令を受けたとして、地位保全や賃金の仮払いを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。職場で育児休業の取得を機に仕事を減らされるなどの嫌がらせ「パタニティ(父性)ハラスメント」(パタハラ)でうつ病を発症し、復職可能と診断を受けた後に休職命令を受けたという。

 仮処分を申し立てたグレン・ウッドさん(47)は2012年に別の証券会社から同社に転職。外国の投資家向けに日本株のセールスなどを担当し、機関投資家向けの営業部特命部長を務めた。

 代理人弁護士によると、15年に婚姻関係のないパートナーの女性が出産することになり、育休を申請したが、「書類の不備」などを理由に手続きに時間がかかり、許可が下りるまで2カ月以上かかった。

 復職後は仕事を減らされたり深夜の業務を指示されたりして、うつ病を発症して休職。17年7月に産業医が復職可能の診断を出した後も会社側は「体調面の配慮」を理由に元の業務に戻すことを拒絶し、10月18日付で無給の休職命令を出したという。

 グレンさんは記者会見で「育休を取った社員は仕事で使えないという偏った考え方が社内にあった」と主張した。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券広報・CSR推進部は「仮処分の申し立て内容を把握しておらず、現時点でのコメントは差し控える」とした。

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