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富士フイルム、再生医療ベンチャーに3700万円出資

富士フイルムは26日、ベンチャーのジャパン・バイオメディカル(JBM、北海道音更町、須藤稔太社長)に3700万円出資すると発表した。同社は再生医療製品の製造段階で細胞を効率的に培養するための添加剤を手がけている。

JBMが開発した添加剤を国内で独占販売するほか、同製品を活用して細胞の培養液「培地」を開発する。

JBMが31日に実施する第三者割当増資を引き受ける。富士フイルムの出資比率は19.8%となる。JBMは2017年に設立し、培地向け添加剤としてウシの血液から取り出した血清を開発、生産する。

ウシの血清は一般に、細胞を増殖させる因子を多く持つ胎児の血液から作る。ただ、採取できる量が少なく大量生産が難しい課題があった。

JBMは成牛から増殖因子を多く含む血液を採取する技術を確立しており、今後拡大する再生医療市場で安定的に製品を供給できる見通しだ。

富士フイルムは再生医療製品の迅速な開発体制を確保するため、主要材料を自社でまかなう体制を強化している。14年に再生皮膚などを販売するジャパン・ティッシュ・エンジニアリングを子会社化し、15年にiPS細胞を製造する米セルラー・ダイナミクス・インターナショナルを買収。17年には培地や試薬を手がける和光純薬工業を武田薬品工業から買収した。

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