2017年11月22日(水)

かっぱ寿司、「皿一貫」からの再出発 1皿50円で販売

小売り・外食
2017/10/26 14:19
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 回転ずしチェーンで売上高4位の「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトは26日、11月下旬からすし1皿一貫を税別50円で提供する実験を始めると発表した。現在は1皿二貫のセットを100円で販売しているが、客がより手軽に注文できるようにする。同社は2017年3月期に最終赤字に転落するなど、回転ずし大手4社の中で「一人負け」の状態。「裸一貫」ならぬ「皿一貫」からの再出発を図る。

かっぱ寿司は1皿一貫50円で提供する実験を始める(26日、東京都港区)

 「今の時代の客の声を聞きながらスピードを持って変革していきたい」。カッパの大野健一社長は強調する。

 一皿50円の提供は首都圏の十数店舗で始める。「二貫だとすぐにお腹いっぱいになる」「もっと色々な種類を食べたい」という女性や年配客の声に応える。客の反応を踏まえ、全店舗での実施を検討するという。

 併せて、過去に店舗限定で実施して好評だった食べ放題を11月1日から22日まで全店で導入する。価格は男性が税別1580円、女性は1380円。事前の予約が必要で、すしのほかサイドメニューを含む約80種類が対象だ。平日の午後2時から5時までの客足が落ち込む時間帯の集客につなげる。

 回転ずし業界では、最大手のスシローグローバルホールディングスが、5位の元気寿司と経営統合を目指して資本・業務提携することを発表。規模の面で頭一つ抜け出した。2位のくらコーポレーション、3位のはま寿司の業績は堅調だ。カッパは「お得感」を前面に打ち出し、巻き返しを目指す。

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