2019年7月22日(月)

日本車もEVシフト ホンダは街乗り用、ダイハツも軽で
東京モーターショー27日開幕

2017/10/25 21:36
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世界の自動車メーカーが出展する「第45回東京モーターショー」が25日、報道陣向けに公開された。ホンダは小型の電気自動車(EV)を2020年に国内で発売すると表明。ダイハツ工業やスズキといった軽自動車メーカーもEVのコンセプトカーを披露した。独フォルクスワーゲン(VW)など海外の自動車大手を中心に、世界でEV強化のうねりが急速に広がるなか、日本市場でもEVシフトが鮮明になってきた。

「Honda Urban EV Concept」を発表するホンダの八郷社長(25日、東京都江東区の東京ビッグサイト)

「Honda Urban EV Concept」を発表するホンダの八郷社長(25日、東京都江東区の東京ビッグサイト)

東京モーターショーは27日開幕で、一般公開は28日から11月5日まで。世界10カ国から153の企業や団体が参加する。

「ハイブリッド車(HV)で培ったバッテリーや制御技術をベースにEV開発を進めていきたい」。ホンダの八郷隆弘社長は25日、会場の東京ビッグサイト(東京・江東)でこう強調した。

ホンダは今回出展した「ホンダアーバンEVコンセプト」をベースにしたEVを20年に日本で発売すると発表した。小回りが利き、短距離の市街地走行に適したモデルだ。9月に開かれたフランクフルト国際自動車ショーで19年に欧州で発売すると表明したが、日本市場にも投入してグローバル展開を加速する。

公開された日産自動車の「IMx」(25日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト)

公開された日産自動車の「IMx」(25日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト)

EVは電気のみで動くため、ガソリンなど化石燃料を一部使うHVやプラグインハイブリッド車(PHV)に比べて環境性能が高いとされる。英仏政府が7月、将来のガソリン車の販売禁止を打ち出すなど環境規制の強化が影響し、足元ではEVへの関心が世界で急速に高まっている。次世代エコカーの覇権争いでリードした形だ。

海外勢はこぞってEVにカジを切る。VWは25年、同社の世界販売の4分の1にあたる300万台のEVを販売する方針だ。独ダイムラーや米ゼネラル・モーターズ(GM)なども対応を急ぐ。

一方、トヨタ自動車やホンダなど日本勢はHVを軸としたエコカーを展開してきた。ホンダは30年までに世界販売の3分の2を電動車にする方針だ。この時点でもホンダは自社のエコカーの主力を「まだHVやPHVが中心」(八郷社長)と位置付けるが、世界的な潮流に乗り遅れるリスクを考慮し、EV対応を急がざるを得なくなった。

ダイハツの「DNプロカーゴ」(25日、東京ビッグサイト)

ダイハツの「DNプロカーゴ」(25日、東京ビッグサイト)

軽自動車メーカーも変化を迫られた。ダイハツ工業は低床で乗り降りしやすい商用EVを出展した。低価格が強みの軽自動車は、バッテリーが高額なEVだと車体価格が上がるため、各社はこれまでEVに慎重だった。ダイハツの奥平総一郎社長は「どんな消費者にも手が届きやすいEVを提供したい」と語った。

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