王岐山氏退任、剛腕があだに 党内安定優先 - 日本経済新聞
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王岐山氏退任、剛腕があだに 党内安定優先

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【北京=永井央紀】中国共産党で習近平総書記(国家主席)の右腕だった王岐山・中央規律検査委員会書記が党指導部から退任した。習氏が1期目で政権基盤を固められたのは、王氏が反腐敗闘争で政敵を摘発したことが大きい。習氏は留任を探ったが、反発が強かったため党内安定を優先して見送り、その後任に自らに近い趙楽際・中央組織部長をあてた。

「事実上のナンバー2」。1期目の習指導部で、王氏はこう呼ばれた。最高指導部...

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習政権

3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。

「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます

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