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三井化学、鹿島工場を閉鎖、40年余りの歴史に幕

三井化学は10月末で鹿島工場(茨城県神栖市)を閉鎖する。すでに昨年にウレタン原料の製造を停止しており、生産品目がなくなっていた。同社は中核事業を価格競争に陥りやすい汎用品から、レンズ材料や電池材料など高機能品へシフトさせている。機能集約を進める一環で、鹿島工場の半世紀近い歴史に幕を下ろす。

鹿島工場の前身は武田薬品工業が1972年に稼働させた化学工場。鹿島臨海部に化学メーカーが集積する「鹿島コンビナート」の発足当初から進出していた。2001年に武田薬品工業の化学品事業と三井化学のウレタン事業を統合した三井武田ケミカルが引き継ぎ、09年からは三井化学の鹿島工場となった。

これまでに自動車シートや家具のクッション材になるウレタン原料のほか、琥珀(こはく)酸などの原料になる無水マレイン酸や入浴剤などに使うフマル酸を生産してきた。ただ、主力のウレタン原料はアジア地域への輸出が多く、近年は大規模生産で安値攻勢をかける中国品に押されて劣勢に立たされていた。

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