2019年8月21日(水)

マック「アメリカンバーガー」で狙う完全復活
最大ヒット、3年ぶり発売

2017/10/25 12:01
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業績が急回復する日本マクドナルドが、完全復活に向けて過去最大級のヒット商品を投入する。25日、本国アメリカのバーガーの味わいを打ち出した「アメリカンバーガーシリーズ」を3年ぶりに復活させると発表した。2010年に初めて投入した同シリーズは、同社の業績を押し上げてきた切り札的存在。鶏肉使用期限切れ問題前の14年に投入してからぱったりと販売が止まっていたが、あと一歩で完全復活のこのタイミングで満を持して投入する。

3年ぶりにアメリカンバーガーシリーズを復活させる(25日、都内)

「たくさんの要望を受けて、本場アメリカンを感じられるように開発した」。マクドナルドのアメリカンバーガーシリーズに対する期待は大きい。

3年ぶりに復活させて販売する新シリーズは「アメリカンデラックス」と名付けて、第2弾まで準備している。まず第1弾はビーフとチキンの2種類のバーガーを用意。それぞれのバーガーともスモークベーコンにチェダーチーズソース、ステーキソースなどを組み合わせた。チーズをふんだんに使って濃厚な味わいを出したのが特徴だ。価格はそれぞれ490円。同社のヒット商品「グランクラブハウス」と同じ価格であることからも自信がうかがえる。第2弾は11月下旬から投入する。

アメリカンバーガーシリーズは原田泳幸前会長兼社長が10年に発売した「ビッグアメリカ」シリーズが発端で、第1弾、第2弾のシリーズだけで計1億個を売った大ヒット商品。サラ・カサノバ社長も14年の鶏肉使用期限切れ問題前に新シリーズを投入してヒットさせたが、その後は音沙汰がなかった。

日本マクドナルドホールディングスは17年12月期に過去最高益を更新するが特別利益の計上の恩恵が大きく、「まだ完全復活とはいえない」(カサノバ社長)。今年はおいしさ向上宣言を掲げて5年ぶりのコーヒー刷新や8年ぶりの大型バーガーの投入など矢継ぎ早にメニュー改革を実施してきた。満を持したヒット商品の再投入で名実ともに完全復活となるか。

(栗本優)

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