「iPhoneX」出荷遅れ 顔認証部品の量産滞る
年内計画の半分どまり
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米アップルの最新スマートフォン「iPhoneX(テン)」の2017年内の出荷量が、当初計画の約半分の2000万台超にとどまる見通しだ。一部の電子部品の不具合解消などに時間がかかった。11月3日の発売後、すぐに入手できない懸念もある。アップルの収益を支えるiPhone旗艦モデルの供給が滞れば、同社や取引企業の業績に影響が出そうだ。
国内外の複数の部品サプライヤーへの取材で明らかになった。
「X」は...
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