全方向から見える立体映像 マクセル、投映技術を開発

2017/10/24 18:00
保存
共有
印刷
その他

マクセルは24日、特殊な眼鏡をかけなくても3次元(3D)の立体像が見える「裸眼3Dディスプレー技術」を開発したと発表した。360度のどの方向から見ても立体像を見られる。デジタルサイネージ(電子看板)や自動車の映像表示システムといった用途を見込み、2020年ごろの実用化を目指す。

円すいを逆さまにしたような形状のスクリーンにプロジェクターで光を当て、スクリーンの内側に立体像を形成する。マクセルはスクリーンを囲むように144個の小型プロジェクターを配置して実現した。動画の再生もできる。

国立研究開発法人・情報通信研究機構(NICT)のユニバーサルコミュニケーション研究所が開発した「エフ・ビジョン」という立体像の表示原理に、マクセルがプロジェクターの生産で蓄積してきた光学技術を組み合わせた。光線を増やすことで、解像度の高い立体像を表示できるよう工夫した。

マクセルは裸眼3Dディスプレーの試作機を、27日に開幕する「東京モーターショー」で公開する。試作機では視野角を50度に制限した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]