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スコアアップへ パーセンテージゴルフの勧め(2)

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2017/10/31 6:30
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PGAツアーのプロやインストラクターに精通する吉田洋一郎プロ。PGAの選手たちは皆ミラクルに思えるようなショットを放つが、実際は8割以上の確率で成功できると思うショットを放っているという。ならば、我々アマチュアも自分のレベルにおける8割以上の成功確率のショットを打つべきであり、そのことだけで大幅なスコアアップが図れると語る。その詳細を聞く。
(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.36」から)

打つときはポジティブに

吉田 わたしの話はネガティブシンキングに感じるかと思いますが、実際にゴルフはミスのゲームです。つまり、ミスするというネガティブな考えでリスクを管理しながらプレーすることが成功につながります。人生やビジネスと一緒で、リスクがあれば保険をかけますよね。ゴルフも一緒で、常にミスしたときにも危機に陥らないように保険をかけながらゴルフをすることが大事なのです。松山英樹プロはそのあたりのリスク管理が素晴らしい。

――ポジティブシンキングではうまくいかないと。

吉田 何でもうまくいくといった考え方は危険ですよね。トラブルを招くし、トラブルからの対処も準備できていないでしょう。なので、余計に大きな痛手となってしまいます。楽天主義ではうまくいかないのがゴルフだと思ってほしいのです。それはプロからアマチュアまでどんなレベルにおいても同様ですね。

――現実を見れば、楽観主義ではうまくいかないことがわかりますね。ゴルフは1ホールの大たたきを取り返せないスポーツですから。野球のような一発逆転がないからこそ、リスク管理が必要ですし、そのためにはネガティブシンキングがよいということになりますね。

吉田 もちろん、その通りなのですが、ネガティブな思考は打つ前までです。打つ前まではミスをしたときのことまで考えたショットを選択する。しかし、いざ打つときは「成功するぞ」とポジティブに考えることです。その切り替えが成功をもたらしますね。

――打つときまでネガティブではうまく打てませんね。

吉田 ところがアマチュアの多くは、打つまではうまくできるとポジティブで、いざ打つときになるとミスするんじゃないかとネガティブになってしまう。それではいけないということです。

――そのことはシンキングボックスとスイングボックスにもつながりますね。

吉田 そうです。シンキングボックスはボールの後方にあり、打つ前にそこで状況をよく知り、適切なクラブを選択して、弾道をイメージし、その弾道が出るようにスイングをチェックする。チェックができたら、スイングボックスに入り、その弾道が出るようにスイングするということです。

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