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塩野義、4~9月期純利益61%増に上方修正 過去最高に

2017/10/23 20:30
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 塩野義製薬は23日、2017年4~9月期の連結純利益が前年同期比61%増の502億円だったと発表した。4~9月期として過去最高だった。従来予想は23%増の385億円だった。スイスの製薬大手ロシュと提携した新しいインフルエンザ治療薬について報酬額などの契約を見直し、前倒しで報酬が支払われた。18年3月期通期の業績見通しは30日の4~9月期決算発表時に公表する。

 売上高は11%増の1720億円で、従来予想を95億円上回った。出資先の英ヴィーブ社に製造・販売権を提供した抗エイズウイルス(HIV)薬「テビケイ」の海外販売が好調で、ロイヤルティー収入が伸びた。ヴィーブからの配当金収入も予想を上回った。

 国内では抗うつ剤「サインバルタ」などの販売が増えた。営業利益は25%増の555億円で、従来予想(4%増の460億円)を大きく上回った。

 塩野義製薬は1日1回の服用でインフルエンザを治療できる新薬候補を開発している。ロシュとの間では16年2月、日本と台湾を除く全世界での開発で提携する契約を結んだ。開発の進捗に応じて受ける支払いのほか、製品化後は売り上げに応じてロイヤルティーを受け取る契約になっている。

 新薬候補の最終段階の臨床試験の結果が良好だったため製品化が見通せるようになり、このほど開発成果の報酬額や支払時期などについて契約内容を見直した。その結果、ロシュからの成果支払いを4~9月期に前倒しで受け取ったという。

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